FRB人事:イエレン氏ら3候補、出口戦略と銀行監督で貢献の可能性

米連邦準備制度理事会(FRB) の次期副議長、理事と目される3候補は、バーナンキFRB議長が 過去最大規模の金融緩和からの出口戦略と、銀行の監督強化と消費 者保護を進めていく上で、それを助けていくことになる。

オバマ米大統領は、サンフランシスコ連銀のイエレン総裁を次 期副議長に指名する公算。また同政権は、空席となっている理事候 補として、メリーランド州金融規制委員長を務めるサラ・ブルー ム・ラスキン氏と、マサチューセッツ工科大学(MIT)の経済学 教授、ピーター・ダイアモンド氏に接近している。

FRB理事会は2006年4月以降、一貫して空席が生じていた が、指名が承認されれば定数(7人)が埋まることになる。イエレ ン、ダイアモンド両氏は過去最低水準の政策金利の引き上げ時期で バーナンキ議長の決断を助け、ラスキン氏は規制問題でその専門性 を発揮すると思われる。

元FRB理事で、現在ポトマック・リサーチ・グループの上級 経済アドバイザーを務めるライル・グラムリー氏は「理事会は、通 常の環境であってもさまざまな分野で多くの仕事を抱えている」と し、「バーナンキ議長には出口戦略を推進する上で、支援役が確か に必要だ」と述べた。

元FRB副議長で、現プリンストン大学教授のアラン・ブライ ンダー氏は、金融政策と監督の「両面で、この3人は間違いなく貢 献すると思う」と語った。

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