クルーグマン教授:中国の人民元政策は世界経済に足かせ-成長を抑制

ノーベル経済学賞受賞者で米プリン ストン大学のポール・クルーグマン教授は中国が人民元の上昇抑制策を やめるとともに貿易黒字問題を解消すれば、世界経済の成長率を約

1.5%押し上げようとの見方を明らかにした。

同教授は中国の為替政策は米国、欧州、日本の経済成長に対し国内 総生産(GDP)ベースでみて「抑制効果」をもたらしていると指摘。 元が過小評価されていなければ、世界経済の回復に「かなりの」影響を 与えるであろうと説明した。

同教授は12日、ワシントンで開かれた経済政策に関するイベント で、「中国の為替政策に若干の変化でも起きることが可能ならば、世界 に貢献するだろう」と語った。

米政府は中国の為替政策をめぐり柔軟性の欠如を批判しながらも、 同国を「為替操作国」として認定することを控えていた。クルーグマン 教授は「為替操作をやめるよう圧力を加えることによって中国が取りか ねない措置を、われわれは恐れるべきではない」と指摘した。

さらに米国は対中交渉では一段と強気の姿勢で臨むことを迫られ るかもしれないとし、場合によっては、為替問題について相殺関税や輸 出補助金の形で対応し得るとの認識を示した。米財務省は来月、半期為 替報告書を発表する予定。

-- Editor: Brendan Murray, Paul Badertscher

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