米AIGには金融危機への備えなかった、責任所在も不明-前法律顧問

政府救済を受けた米保険会社ア メリカン・インターナショナル・グループ(AIG)は、金融危機へ の備えができていなかった。同社の前法律顧問、アナスタシア・ケリ ー氏がこうした見方を示した。

同氏は12日、ジョージタウン大学ローセンターで開かれた企業 法務に関する会議に出席し、AIGには「対応を求めるインフラがな かった」と述べた。また、同社の事業があまりに多様化し世界規模に なったために、「責任を取る人間が誰もいなかった」とも指摘した。 同社広報担当のマーク・ハー氏は、コメントを控えている。

ケリー氏は、政府による報酬制限に抗議して昨年12月にAIG を退社、今月に入って法律事務所のDLAパイパーに移った。

ケリー氏はまたインタビューに応じ、AIGのモーリス・グリー ンバーグ元最高経営責任者(CEO)が2005年に辞任する際、同C EOに退社の意思がなかったため通常の引き継ぎが行われなかったと 説明した。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE