ブラジル株:続落、金融株に売り-来週の利上げ観測への懸念

12日のブラジル株式相場は続落。 同国中央銀行が来週の金融政策委員会で利上げを決定するとの懸念か ら、金融株が値下がりした。

ブラジル最大の非政府系銀行、イタウ・ウニバンコ・ホールディ ングが銀行株の下落を主導した。2008年以来となる政策金利引き上 げ観測が背景。牛肉生産で世界最大手のJBSは、増資計画が嫌気さ れて1カ月ぶりの大幅な下落率となった。一方、同国最大のディスカ ウント小売り、ロジャス・アメリカナスは業績がアナリスト予想を上 回り、買いを集めた。

ネオ・ジェスタン・デ・レクルソスで運用に携わるアウグスト・ ランジェ氏は、「利上げが3月になるか4月になるかは市場に大きな 影響を与えないはずだ。問題は、中銀が来週の会合で金融引き締めを どの程度続けるかのサインを送るかどうかだ」と指摘。「利上げはリ スクを取る傾向を弱め、経済成長をやや阻害する」と述べた。

ボベスパ指数は前日比0.8%安の69341.38。週間ベースの上昇 率は0.7%に縮小した。指数構成銘柄のうち、値下がりは53、値上 がりは9銘柄。BM&Fボベスパ小型株指数は同1.2%安の1173.58。 通貨レアルは0.1%高の1ドル=1.7624レアル。これで2週連続の 上昇で、今週の上昇率は0.9%となった。

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