欧州株(12日):7週ぶり高値、ギリシャ懸念後退で-自動車株が高い

欧州株式相場は上昇。ストック ス欧州600指数は約7週間ぶりの高値を付けた。週間ベースでは2週 連続で上昇した。ギリシャが財政赤字の抑制に失敗するとの懸念が弱 まった。

欧州最大の自動車メーカー、独フォルクスワーゲン(VW)の優 先株が上昇。ポルシェ自動車部門の株式取得に向けた資金調達計画を 発表したことが手掛かり。独アイクストロンはテクノロジー株の上げ をけん引。同社は増収を発表した。

ストックス欧州600指数は258.40で取引を終了。前週比では

0.5%上昇。前週は週間ベースで昨年7月以来の大幅高となっていた。 1、2月には、ギリシャやスペイン、ポルトガルの財政赤字をめぐる 懸念に加え、中国が景気過熱を防ぐため、融資抑制策を取ったことで、 同指数は低迷していた。

バークレイズ・ウェルスのヘンク・ポッツ氏(ロンドン在勤)は、 「ギリシャ危機収拾を少しでも示唆する材料が出れば、相場は上昇す る傾向がある」と指摘。「ギリシャ問題について具体的な解決策が出 るのを待ってから、投資家は本格的な強気スタンスに戻ろうとしてい る」と語った。

VW株は10%高。同社が優先株に転換できるオプションまたは債 券の発行について、株主の承認を求める意向を明らかにしたことで、 株主割当増資の可能性が後退した。

ドイツの高級スポーツ車メーカー、ポルシェは週間ベースで

6.6%高。ストックス欧州600指数を構成する19業種中で、自動車株 価指数の上げが最大となった。

ノルウェーの肥料メーカー、ヤラ・インターナショナルは6.2%高。 同業の米テラ・インダストリーズに合併合意の破棄を通知された後、買 収提示額を引き上げない方針を明らかにしたことがきっかけだった。

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