欧州債(12日):独2年債、約2週間ぶり安値-ギリシャ救済協議

欧州債市場では、ドイツ2年債 相場が2週間余りの安値にとどまった。欧州の当局者らがギリシャ 救済のためにEUとして債券を発行する案を協議する中、米国の小 売売上高が増加したほか、ユーロ圏の鉱工業生産が増えたことを背 景に、ドイツ国債に対する需要が圧迫された。

独2年債利回りは先月23日以来の高水準付近で推移。株式相 場の上昇やイタリアの国債の追加発行も材料視された。ギリシャ救 済に向けてEU債を発行し、ユーロ圏諸国がこれを保証する可能性 があるという。欧州連合(EU)の財務相らが来週行う会合の準備 について説明を受けた複数の関係者が明らかにした。

INGグループの投資適格級債戦略責任者のパドライク・ガー ビー氏(アムステルダム在勤)は「景気が徐々に回復している兆し があり、こうした流れ継続すれば、ドイツ国債が売りを浴びるきっ かけとなるだろう」と語った。「債券の共同発行に向けた協議も市 場に安心感をもたらした。ユーロ圏全体にとっては良いことだ」と 付け加えた。

ロンドン時間午後5時29分現在、独2年債利回りは前日比1 ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.05%。同国 債(表面利率1%、2012年3月償還)価格は0.02ポイント下げ

99.90。独10年債利回りは1bp下げ3.17%となった。

ギリシャの10年債利回りは10bp低下し6.25%、2年債利 回りは12bp低下の4.90%。ギリシャ10年債の独10年債に対 するプレミアム(上乗せ利回り)は7bp縮小の308bpとなった。

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