RBS:解雇の元トレーダーに2950万円支払いへ、合意違反ないと判事

英銀ロイヤル・バンク・オブ・ス コットランド・グループ(RBS)は、元チーフトレーダーのスコッ ト・カズンズ氏に45万5085.39シンガポール・ドル(約2950万円) プラス利息を支払うようシンガポールの高等法院に命じられた。裁判 所は同氏が合意に違反しなかったとの判断を示した。

カズンズ氏は、退職条件で合意した後に機密情報を電子メールで 送付し、解雇されていた。スティーブン・チョン判事は10日、RB Sは同氏を「即刻解雇」するべきではなかったとの考えを示した。

カズンズ氏はRBSのアジアでの外国為替業務に関連した機密情 報を含む2通の電子メールが調査され、昨年5月に解雇された。同氏 は退職合意に署名した後に、自身の個人アカウントあてに電子メール を送っていた。

カズンズ氏は2008年8月28日から09年4月9日まで、RBS のチーフトレーダーだった。裁判所の文書によると、09年4月9日 に同僚との「口論」の末に退社か降格を受け入れるように迫られ、シ ニアトレーダーに降格された。5月11日に45万5085.39シンガポー ル・ドルの退職金などの条件でRBSと合意。この合意には機密保持 条項などが含まれていたという。

カズンズ氏はコメントを控えた。RBSは判決には失望したが、 裁判所の判断に従うと表明した。

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