来週のNY原油:46%が下落を予想-在庫増と来月の需要減予測で

来週のニューヨーク原油先物相場 は、下落しそうだ。在庫が増加していることと、来月は需要が減少す るとの観測が背景。

ブルームバーグ・ニュースがアナリストを対象に実施した調査で は、回答者50人中23人(46%)が、来週の原油先物相場が下落する と予想。上昇を予想したのは14人(28%)。13人がほぼ変わらずと回 答した。前週の調査では上昇と下落の予想が38%ずつと見方が分かれ た。

先週の米原油在庫は、143万バレル増の3億4300万バレル。6週 連続の増加で、在庫は昨年8月以来の高水準となった。

シティグループ・グローバル・マーケッツ(ニューヨーク)のエ ネルギーアナリスト、ティム・エバンス氏は「需要が低迷し供給は増 えているのでわたしは弱気だ」と述べた。

先週の製油所の稼働率は80.7%で、前週より1.1ポイント低下し た。製油所は冬季の暖房需要が減少し夏季のガソリン需要が増えるま で、定期点検に入ることが多い。

9日の声明によると、リビア国営石油(NOC)のショクリ・ガ ネム会長は17日に開かれる石油輸出国機構(OPEC)総会で「変更 の決定はないだろう」との見通しを示した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物相場4月限は 今週61セント(0.7%)上げ、11日は82.11ドルで引けた。前年同期 比では94%上昇している。

2004年4月の調査開始以後、原油相場がアナリストの予想通りの 値動きを示した割合は48%。

ブルームバーグは石油アナリストとトレーダーを対象に毎週木曜 日に翌週の原油価格について、上昇、下落、ほぼ変わらずの見通しを 問う調査を実施している。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE