第一三共:12年度の営業利益目標1800億円-中期計画(Update2)

医薬品国内3位の第一三共は 12日、2012年度(2013年3月期)を最終年度とする3カ年の中期 経営計画を発表した。主力薬の血圧降下剤「オルメサルタン」が収益 に寄与し、最終年度の営業利益は09年度予想から約2倍を見込む。

発表資料によると、2012年度の売上高は1兆1500億円(09年 度予想9600億円)、営業利益は1800億円(同960億円)の見通し。 ブルームバーグ・ニュースが集計したアナリスト9人による営業利益 の予想中央値は1390億円だった。

このうち海外売上高は6500億円を目指し、売上高比率は 56.5% としている。

庄田隆社長はこの日の会見で、中期経営計画は、グループに加え たインドのランバクシー・ラボラトリーズの問題が2012年度までに 解決されていることが前提となっている、と話した。また、抗血栓治 療用新薬「エフィエント」(一般名:プラスグレル)の売上高は 2012年度までに最低500億円を達成する、としている。

クレディ・スイス証券の酒井文義シニアアナリストは同日、ブル ームバーグに対し「チャレンジングな目標だと思う」と述べた。同氏 はランバクシーが持つ問題の解決や「エフィエント」の売上高を上げ る必要がある、と指摘した。

同社の株価は、中期計画発表後に一時、前日比34円(1.9%) 高の1798円まで上昇した。終値は同23円(1.3%)高の1787円。

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