三菱ケミH:純利益110億円に上方修正-原料安で営業増益(Update1)

(修正理由や株価動向などを追記します)

【記者:松井博司】

3月12日(ブルームバーグ):国内化学最大手の、三菱ケミカル ホールディングス(三菱ケミHD)は12日、今期(2010年3月期) の連結業績予想を上方修正した。純損益予想は110億円の黒字(従来 予想ゼロ)を見込む。原料の値下がりなどが営業利益の増加につなが るとしている。

12日に東京証券取引所で発表した資料によると、同社は今期の売 上高予想を2兆5300億円(従来予想2兆4900億円)、営業利益予想を 700億円(同600億円)にそれぞれ上方修正した。

三菱ケミHの株価はこの発表直後に急騰。一時、前日比16円 (3.7%)高の449円をつけた。

同社は上方修正の理由について、原料の値下がりで合成繊維用の 原料事業で原料価格と製品売値の差額である利ざやが拡大したと説明。 炭素製品の鉄鋼会社向けコークスや基礎石化製品のエチレンも予想以 上の需要増加で稼働率が向上したという。またケミカルズ事業部門の 営業利益が100億円上方修正されたことが全体の予想を押し上げたと している。

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