中国:風力発電タービンの生産能力、40%が遊休状態に-価格急落で

中国の風力発電用タービンの生産 工場のうち最大40%が遊休状態になっている。政府の再生可能エネル ギー増産目標に促された投資が急増し価格が急落しているためだ。

上海電気集団の呂亜臣副社長は11日、北京でのインタビューで、 タービン価格が2004年の水準に比べ30%以上下落したと指摘した。 風力発電能力で世界3位の市場である中国で工場が乱立したことが背景 という。

中国が20年までに風力による発電を5倍に拡大する目標を設定 したため、タービン工場への投資が急増した。中国国家エネルギー局の 張国宝局長は昨年9月、タービン工場が過剰になっていることを明らか にした。具体的な数字は示さなかった。

CLSAアジア・パシフィック・マーケッツのアナリスト、デー ブ・ダイ氏は香港からの電話で「風力発電施設の建設の伸び悩みによる 設備過剰は送電網の制約が原因だ。送電網の問題は短期的に解決するこ とが難しく、長期間のスマートグリッド投資の進展があれば改善するだ ろう」と述べた。

現在、再生可能エネルギーを送電できる地域は中国のほんの一部 に限られている。モルガン・スタンレーのアジア担当マネジング ディレクター兼クリーンエネルギー担当責任者、スニル・グプタ氏は 11月に、中国では送電網の制約によって最大4ギガワットの風力発電 能力が遊休状態になっている可能性があると述べた。

--Wang Ying and William Bi in Beijing. Editors: Ryan Woo, Todd White.

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 淡路毅 Takeshi Awaji +81-3-3201-2107 tawaji@bloomberg.net Editor: Hiromi Horie 記事に関する記者への問い合わせ先: Ying Wang in Beijing at +86-10-6649-7562 or ywang30@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Amit Prakash at +65-6212-1167 or aprakash1@bloomberg.net.

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