イオン株が昨年8月来高値、効率重視の経営姿勢評価-野村証格上げ

国内流通大手のイオン株が一時、 前日比2.5%高の985円と続伸。昨年8月31日以来、およそ6カ月半 ぶりの高値を付けた。野村証券は、同社が効率性を重視する経営にか じを切った点を評価、今後の収益性改善などを期待し投資判断を「2 (中立)」から「1(買い)」に引き上げた。

野村証の正田雅史シニアアナリストは11日付の投資家向けリポ― トで、第3四半期(09年9-11月)決算はGMS部門で人件費など費 用削減が確認されたと指摘。商品説明会を受け、「低価格でなく、在庫 回転率を重視する方針も示され、今後衣料品で課題であった在庫処分 による値下げロスが縮小する可能性が高まった」と分析した。

また、出店抑制による既存店販売の底打ちも見込めるとした上で、 「事業環境にも改善兆候が出始め、経営改革の成果が表面化しやすく なろう」と正田氏は指摘、目標株価を従来の900円から1200円に引き 上げた。

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