リーマン、簿外取引でレバレッジの実態隠す-米連邦破産裁が報告書

破たんした米証券会社リーマン・ ブラザーズ・ホールディングスは、2007年の終わりと08年に効かせ ていたレバレッジ(借り入れ)の規模を実際より小さく見せるため、 簿外取引を利用していた。ニューヨークの連邦破産裁判所の調査官が 報告書で明らかにした。

アントン・バルカス調査官は11日に公表した報告書で、「リーマ ンは公に報告したレバレッジの規模を減らしてバランスシートを実態 より小さくするため、報告期間前の数日間で常に『レポ105』の利用 を増やしていた」と指摘した。レポ105は簿外取引を指す。

同調査官はその上で、簿外取引の利用により「07年遅くから08 年のリーマンの財務状態に関して重大な誤解を招く恐れ」が生じたと 説明した。

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