懸念すべきなのはギリシャよりも英国-メルク・インベストメンツ

メルク・インベストメンツのア クセル・メルク社長は、ブルームバーグラジオのインタビューで、 ポンドとユーロについて以下のように発言した。同氏はメルク・ハ ード・カレンシー・ファンドの運用に携わっている。

◎ポンドについて:

「われわれはハード・カレンシー(国際市場で他国通貨との自 由な交換が可能な通貨)のカテゴリーからポンドを外した」

「誰もがギリシャとポルトガル、スペインを懸念しているが、 本当に心配する必要があるのは英国だ。その理由は、英国を見れば、 米国に将来起こり得ることが分かるからだ」

「英市場の流動性と奥行きが米国ほどではないことを除けば、 多くの共通する問題がある」

「英国には統率力が欠けており、それが極めて大きな害となっ ている」

◎ユーロについて:

「われわれはユーロを強く選好する。懸念は誇張されていると 考える」

「構造的に見て、ユーロはドルよりもはるかに強い。ユーロ圏 は、米国のように多くの紙幣を増刷したことは一度もない。当局の ギリシャ問題への不十分な対応に、市場は高金利を通じて改善を迫 っている。米国ではそうしたことは起きない。何か問題が起きれば、 ただ紙幣を増刷するだけだ」

「通貨に関する限り、ユーロを買う絶好の機会となっている」

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