モルガンSのローチ氏:中国はインフレ率を5%以下に抑制へ

モルガン・スタンレー・アジアの スティーブン・ローチ会長は、中国当局はインフレ率が5%を超えるの を容認しないとの見解を示した。同国が11日に発表した2月の消費者 物価指数(CPI)上昇率は1年4カ月ぶりの高水準だった。

ローチ会長は11日にブルームバーグ・ラジオのインタビューに対 し、「中国当局はインフレ率が、恐らく、4.5-5%を上回ることを望 んでいないのは確かだ。その水準までにとどめ、資産バブルに歯止めを かけるだろう」とした上で、当局は「経済と金融の安定に極めて重点的 に取り組んでいる」と語った。

同会長は今後数週間で「劇的な」政策の公表があるとは予想してい ないと述べ、今月の全国人民代表大会(全人代、国会に相当)の温家宝 首相による政治活動報告から来年初めに予定されている第12次5カ年 計画(2011-15年)の実施までの間、中国は「従来の景気安定化政策」 に注力する公算が大きいと指摘した。

同政策については多分、銀行の預金準備率や、米財務省の半期為替 報告書発表を来月に控えて「恐らくは人民元相場の小幅調整」、「場合 によっては1、2回の利上げ」が中心になろうと語った。

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