米企業の社債保証コスト、上昇-クレジットデリバティブ

11日のクレジット・デフォル ト・スワップ(CDS)市場では、急増している新規社債発行を信 用市場が消化する中、米企業の社債保証コストが上昇した。今週に 入ってから社債発行は57%増加している。

フェニックス・パートナーズ・グループによれば、北米の投資 適格級企業125社で構成するマークイットCDX北米投資適格指数 (シリーズ13)のスプレッドは、0.5ベーシスポイント(bp、1 bp=0.01%)上昇の83.5bp。スプレッド上昇は通常、投資家 心理の悪化を示す。

CMAデータビジョンの調べでは、同指数は今年の最高の

106.24bpから23.7bp低下した後、足踏み状態となっている。 社債保証コスト低下を活用した起債が相次ぎ、市場はそうした債券 の新規発行の消化に追われている。ブルームバーグがまとめたデー タでは、今週初めから4日間の社債発行額は少なくとも310億ドル (約2兆8000億円)。前週初めからの4日間は197億ドルだった。

モルガン・スタンレーの米国担当信用ストラテジスト、リズワ ン・フセイン氏は電話取材で、「この数日間で相当な規模の新発債 が市場に供給された」と述べた。

CMAによると、米銀バンク・オブ・アメリカ(BOA)と同 業のシティグループの社債保証コストがともに上昇。BOAのCD Sスプレッドは4.5bp上昇の125bp。シティは3bp上げて

171.5bp。

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