トヨタ:米市場シェアの回復目指す-10年目標は最大16.7%

世界最大の自動車メーカー、ト ヨタ自動車は、1、2月に失った米市場シェアをほぼ完全に取り戻 すことを今年の目標に設定した。米国トヨタ自動車販売(TMS) のドン・エズモンド上級副社長が明らかにした。同社は、世界で約 800万台を対象に実施したリコール(無料の回収・修理)の影響で 需要が落ち込んでいる。

エズモンド上級副社長によると、米市場シェアの目標値は最大

16.7%。自動車業界調査会社オートデータによれば、これは08年 と同水準だが、ゼネラル・モーターズ(GM)に次ぐ2位となった 09年の17%を下回る。

2月までのシェアは13.4%で、トヨタがこの目標を達成する には大幅な伸びが必要となる。エズモンド上級副社長によれば、リ コールで在庫が補充された上、ゼロ金利ローンやリース料値引きが 奏功し、今月の10日までの販売台数は前年比で約40%増加した。

エズモンド上級副社長は11日、ミシガン州でのディーラーと の会合前にインタビューに応じ、「われわれは確かにつまずいたが、 地面に倒れ込んだわけではないと思う」とした上で、「責任を取る ことと、ビジネスに再び力を入れることのバランスを取っていける はずだ」と説明した。

ただ、16.7%の目標を達成しても、今年、米国で市場シェア2 位の座を維持できるかどうかは不透明だ。オートデータによると、 2月までのシェアではGMが19.5%で1位となっており、フォー ド・モーターが17.5%で2位に浮上している。

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