欧州債:ドイツ国債、約2週間ぶり安値-ギリシャ危機収拾を楽観

欧州債市場ではドイツ国債相場 が下落。ギリシャの財政危機が収拾したとの楽観的見方から、安全 投資先とみなされるドイツ国債への需要が弱まり、約2週間ぶり安 値を付けた。一方、ギリシャ2年債は2カ月ぶり高値付近にとどま った。

独10年債利回りは2月23日以来の高水準まで上昇。欧州中央 銀行(ECB)のトリシェ総裁は10日、欧州の金融危機に対応する 「欧州通貨基金(EMF)」構想を排除しないと述べた。この提案 は6月に発表される可能性がある。

ギリシャでは11日、労働組合によるゼネストが実施された。欧 州委員会のプローディ前委員長は10日、ギリシャの問題は終わった と述べ、ほかの欧州諸国には問題がないとの認識を示した。

ウニクレディト・マーケッツ・アンド・インベストメント・バ ンキングの債券ストラテジスト、コーネリアス・パープス氏(ミュ ンヘン在勤)は、「ギリシャの財政緊縮策に対する投資家の受け止 め方はかなり好意的になった」と指摘。「ドイツ国債市場は極めて 静かに寄り付いた後、かなり軟調に推移している」と続けた。

ロンドン時間午後4時20分現在、独10年債利回りは前日比3 ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の3.19%。9日に は3.11%まで下げていた。この日の2年債利回りは4bp上昇し、

1.05%。同国債(表面利率1%、2012年3月償還)価格は0.07ポイ ント下げ99.91。

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