ECBのメルシュ氏:ユーロ圏の景気回復、「不安定」-金利は適正

欧州中央銀行(ECB)の政策委 員会メンバー、ルクセンブルク中銀のメルシュ総裁は、ユーロ圏の景 気回復が起伏のあるものになりそうだとの認識を示した。

同総裁はルクセンブルク中銀の報告書で、「景気持ち直しは引き 続き不安定となる公算が大きいが、ユーロ圏の景気回復プロセスが始 まったことを統計が示唆している」と指摘した。

メルシュ総裁は、政策金利は「適正」とのECBのトリシェ総裁 による見方にあらためて触れ、ECB政策委員会は「非伝統的な措置 を徐々に解除し続け、中・長期的に物価安定に対し残っているリスク に効果的に対処するため、時間をかけて流動性を吸収していく」と説 明した。

ギリシャの財政危機について、メルシュ総裁は、欧州連合(EU) が表明している条件付きの支援とギリシャ政府が発表した措置が、 「市場の懸念を落ち着かせることに成功するはずだ」としている。ユ ーロ圏の一部の国での財政状況がユーロの対ドルでの下落の一因であ ることは「明らかだ」とも指摘した。

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