古川副大臣:デフレは「深まっていない」-緩やかに継続

古川元久内閣府副大臣は11日午後 の定例会見で、日本経済のデフレの度合いが深まっているとは思わな いと述べ、緩やかなデフレ状況が継続しているとの認識を示した。そ の上で、政府・日銀は共通認識の下、1日も早くデフレ脱却に向け努 力すべきだとの見解をあらためて示した。

内閣府が同日朝発表した昨年10-12月期の日本の国内総生産(G DP)2次速報値によると、GDPデフレーターは前年同期比2.8% 低下と1次速報値の同3.0%低下から修正されたが、過去最大の下落 率は変わらなかった。前期比は0.8%低下(1次速報は0.9%低下)だ った。

古川副大臣は同統計を受け、「少なくともデフレの度合いが深まっ ているとは思わない」とする一方、「この状況からすぐにでも回復でき ような状況に弱まっているようなところが見えているかと言えば、そ こまでにいっていない」と指摘。その上で「緩やかではあるが、デフ レの状況が続いている」と述べた。

副大臣はまた、「10-12月期に景気は持ち直してきているが、や はりまだ自律性には乏しく、厳しい状況にあることを反映している」 と語った。さらに「輸出に頼っている面が大きい。しかも雇用者所得 も伸びていない。そういう意味では内需が本格的に戻ってきている状 況ではない」との認識を示した。

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