ユーロ・円が「なべ底」、125円台視野-テクニカル分析

上田ハーロー外貨保証金事業部 の山内俊哉マネージャーは、ユーロ・円相場が短期的に1ユーロ=120 円割れの水準で底固めした可能性があるとしたうえで、チャート的な上 値の節目も突破していることから、125円台前半までの戻りを試す展開 を見込んでいる。

ユーロ・円相場はこの日の東京市場で124円台前半と、2月23日 以来の水準までユーロが値を戻して推移。2月25日には一時119円 66銭と、昨年2月24日以来のユーロ安値を付け、今月2日にも120 円台を割り込んでいるが、徐々に水準を切り上げる展開となっている。

山内氏は11日のインタビューで、ユーロ・円相場について、119 円台後半で下げ切れずに、3月に入って上昇基調が強まっていることか ら、チャート上で「なべ底」を形成する格好になっていると説明。加え て、一目均衡表(日足)の基準線と21日移動平均線も上抜けている点 を挙げ、目先はユーロの上昇余地が広がっていると指摘している。

基準線は過去26日間の高値と安値の平均値で、同線を上抜けると 相場の基調が強気に転換する可能性があるとされている。

山内氏は、ユーロの上値めどとして、年初来高値の134円38銭か ら、安値の119円66銭までの下落幅の38.2%戻しにあたる125円28 銭を予想。同水準を上抜けると、一目均衡表の「雲」の下限を目指す展 開もあり得るとみている。12日現在で下限は126円ちょうど近辺とな っている。

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