PE投資会社による買収は増加も、資本市場回復で-クレイトンCEO

米プライベートエクイティ(未 公開株、PE)投資会社クレイトン・デュビリア・アンド・ライス のドナルド・ゴーゲル最高経営責任者(CEO)は、PE投資会社 による買収が今年増加する可能性があるとの見通しを示した。資本 市場の回復や企業の資産売却が追い風になるという。

ゴーゲル氏は10日、ニューヨークのブルームバーグ本社で開催 された企業の合併・買収(M&A)に関するパネル討論会で、「過 渡期はPE投資が活況を呈するはずだ」と指摘。「PE投資はより 正常な水準に戻るだろう。その水準とは、私見ではM&A全体の5 -10%だ。それがPE投資にとって妥当な水準だ」と語った。

ブルームバーグのデータによると、米企業が売り手もしくは買 い手の案件の中で、買収会社が昨年発表した分は489億ドルで、全 体の7%。2007年には、買収会社発表分は4020億ドルに上り、米 企業が絡んだ案件全体の4分の1を占めていた。

バークレイズの米州M&A担当責任者ゲーリー・ポスタナック 氏は「PE投資はかなりの規模戻ってきている」とし、「上向き傾 向が見て取れる。全体の30%近くを占めるような状態に戻るとは 思わないが、資本調達市場は日々改善しており、ある程度回復が見 られている」と語った。

ポスタナック氏によると、米国のM&Aはこれまで金融とヘル スケア業界に集中していたものの、今年は他の業界にも広がる可能 性があるという。

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