牧野フ株が1年半ぶり高値、月次受注回復-アジア事業伸び収益改善

工作機械大手の牧野フライス製作 所株が4営業日続伸。前日比4.8%高の585円と、2008年7月31日以 来、約1年7カ月ぶりの高値を付けた。中国の製造業などから製品受注 が増えており、収益改善期待が強い。

牧野フ広報担当の浅野拓磨氏によると、2月の工作機械受注高は前 年同月比3倍の30億600万円だった。月次受注高が30億円を超えたの は、08年11月以来1年3カ月ぶり。中国の自動車関連メーカーなどか ら引き合いが強く、アジア事業が好調。9カ月累計(09年4-12月) 決算でのアジア事業の売上高は86億円で、連結売上高の26%を占める。

浅野氏は「当社の製品は精密加工に強く、コネクターの金型製造な どで電子部品メーカーからも引き合いがある」と話す。

牧野フのほか、ツガミ、オークマ、日立ツール、アマダといった工 作機械株がこの日、軒並み52週高値を更新した。この点について、独 立系調査会社ティー・アイ・ダヴリュ(TIW)の高辻成彦シニアアナ リストは「実際に受注が回復しているのは、電子部品メーカー向けに中 小型機が強い企業」と述べ、業績を伴った株価上昇はツガミ、牧野フな どだと指摘した。

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