韓国中銀:政策金利を2%に据え置き-李総裁最後の会合で

韓国銀行(中央銀行)は11 日、 李成太総裁の任期中最後の金融政策決定会合で、政策金利の据え置き を決めた。政府は投資を促進し、失業を減らすために低金利を維持す るよう強く求めている。

韓国中銀は、政策金利である7日物レポ金利を過去最低の2%に 据え置いた。尹増鉉企画財政相は今週、現在は金利を引き上げるのに 「適切な時期ではない」との見解を表明していた。この日の決定は、 ブルームバーグ・ニュースのエコノミスト調査で14人中13人の予想 と一致した。1人は0.25ポイントの利上げを見込んでいた。

景気指標がまちまちとなる中、政府は3月末で任期が満了する李 総裁に低金利を維持するよう強く迫った。同国の輸出は4カ月連続で 増加し、製造業の信頼感も7年ぶりの高水準にあるが、昨年10-12 月(第4四半期)の成長は鈍化し、1月は失業が急増した。

ユリエ・アセット・マネジメントのファンドマネジャー、キム・ ヨンテ氏は「韓国では今のところ低金利によるマイナスの影響は見ら れていない」と指摘。「新総裁は政府と政策姿勢を微調整する時間が幾 らか必要となろう。同中銀は利上げの可能性を示す手がかりを口頭で 示すとみられるが、実際の動きは7月以降となるだろう」と予想した。

李明博大統領は李総裁の後任として5人の候補者を検討している と、韓国紙の東亜日報が先月、匿名の中銀・政府当局者の話として伝 えていた。同紙によれば、姜万洙前企画財政相や韓国金融監督院(F SS)の金錘昶院長らが候補に挙がっているという。

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