ドバイ・ワールド、銀行団との債務再編交渉に進展-英通産相

アラブ首長国連邦(UAE)ド バイ首長国の政府系持ち株会社ドバイ・ワールドは、260億ドル (約2兆3590億円)相当の債務再編をめぐり、債権団との交渉が 「ある程度進展」した。英国のデービス通産相が明らかにした。

デービス通産相は10日にドバイで、「銀行団からは進展の兆候 があると聞いている。こうした進展が継続することを期待している」 と語った。同通産相はドバイ最高財政委員会(SFC)のアハメド 委員長などとの会談を前に発言した。

デービス通産相は、ドバイ・ワールドの債務再編で信頼感が損 なわれ、英国の銀行の当面の決意が試されていると語った。ドバ イ・ワールドの債権銀行には、ロイヤル・バンク・オブ・スコット ランド・グループ(RBS)やHSBCホールディングス、ロイ ズ・バンキング・グループのほか、デービス通産相が会長を務めた スタンダードチャータード銀行が含まれる。

アブダビ紙ナショナルは、ドバイ・ワールドの債務再編責任者、 エイダン・バーケット氏が債務再編案の概要をまとめるため、今週 ロンドンでHSBCと協議したと報じた。情報源は明示していない。

ドバイ・ワールドの債務再編の対象となる不動産開発子会社ナ キールのイスラム債の価格は約3カ月ぶりの大幅高となった。シテ ィグループによると、7億5000万ドル規模のナキール債(2011年 1月償還)価格はニューヨーク時間午後4時45分(日本時間11日 午前6時45分)現在、額面1ドル当たり5.25セント高の61.5セ ント。CMAデータビジョンによると、ドバイに関連するクレジッ ト・デフォルト・スワップ(CDS)スプレッドは9ベーシスポイ ント(bp、1bp=0.01%)低下の480bp

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