米社債保証コスト低下、起債急増で投資家心理が改善(Update1)

10日のクレジット・デフォル ト・スワップ(CDS)市場では、起債急増と流通市場での新発債 の好調ぶりを受けて投資家信頼感の高まりが示唆される中、米企業 の社債保証コストは低下した。

フェニックス・パートナーズ・グループによれば、北米の投資 適格級企業125社で構成するマークイットCDX北米投資適格指数 (シリーズ13)のスプレッドは、0.5ベーシスポイント(bp、1 bp=0.01%)下げて83bp。スプレッド低下は通常、投資家心 理の改善を示す。

CMAデータビジョンの調べでは、米銀バンク・オブ・アメリ カ(BOA)の社債のCDSスプレッドは7bp低下し120.5bp。 同業のシティグループは16bp低下の168.5bp。

ブルームバーグがまとめたデータによれば、9日の社債発行は 総額139億ドル(約1兆2600億円)と、過去1カ月余りで最大規 模となった。シティグループのクレジットストラテジスト、ミハイ ル・フォー氏(ニューヨーク在勤)は、起債急増は経済指標の改善 に伴う社債需要を反映しており、それが投資家の間に楽観的な見方 を高めたとみている。

同氏は電話取材で、「市況は改善されている」と指摘。「新た な材料が市場を席巻するまで」、起債は信用投資家にとってプラス だと付け加えた。

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