NY原油(10日):上昇、8週間ぶり高値-週間在庫統計を好感

ニューヨーク原油相場は8週間 ぶり高値まで上昇。週間在庫統計によると、需要拡大と製油所の設 備稼働率低下に伴い燃料在庫が減少した。この発表を受けて原油の 買いが膨らんだ。ガソリンも上昇。

米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)が発表した5日終 了週の在庫統計によると、ガソリン在庫は2億2900万バレルと、 前週から296万バレル減少した。燃料消費は前週比0.2%増の日 量1970万バレルと、昨年8月以来の高水準となった。一方、製油 所の設備稼働率は5週間ぶりに低下した。

リンド・ウォルドック(シカゴ)のシニア市場ストラテジスト、 リチャード・イルチスジン氏は「過去数週間にかけてガソリンが原 油相場を大きく動かしてきた。それがこの日の在庫統計の数字に表 れている」と指摘。「株が若干上昇していることも、健全な経済成 長と燃料需要の拡大を示唆するものだ」と語った。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物4月限は前 日比0.60ドル(0.74%)高の1バレル=82.09ドルで取引を終 了した。一時は83.03ドルと、1月11日以来の高値を付けた。

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