欧州債:ドイツ国債、下落-独2年債発行とポルトガル入札に反応

欧州債市場ではドイツ国債相場 が下落。ドイツが50億ユーロ相当の2年物国債を発行したほか、ポ ルトガルが予想を上回る規模の国債入札を実施し、ドイツ国債への 需要が圧迫された。

独2年債利回りは3日ぶりに上昇。ポルトガルは2021年償還の 国債(表面利率3.85%)を9億9000万ユーロ入札した。当初の計画 では7億5000万ユーロだった。ポルトガル10年債のドイツ10年債 に対するプレミアム(上乗せ利回り)は前日から7ベーシスポイン ト(bp、1bp=0.01%)縮小した。

格付け会社フィッチ・レーティングスは9日、ポルトガルの信 用格付けについて、財政健全化に向け追加措置を取らなければ現在 の「AA」から格下げする可能性があると示唆していた。

コメルツ銀行の債券ストラテジスト、デービッド・シュノーツ 氏(フランクフルト在勤)は、「質への逃避の反転がみられた」と 指摘し、ドイツ国債が他国債に比べてさらに下落すると見込んでい ると語った。

ロンドン時間午後4時20分現在、独2年債利回りは前日比3b p上昇の1.01%。同国債(表面利率1%、2012年3月償還)価格は

0.06ポイント下げ99.98。独10年債利回りは2bp上昇し3.16%と なった。

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