EU財務相会合草案:業界支援策は「できるだけ早急に」解除が必要

欧州連合(EU)加盟各国政府は、 自動車など特定の業界を対象とした緊急支援措置を「できるだけ早急 に」解除していく必要がある。競争環境がゆがめられることを避ける ためだ。EUが来週の財務相会合に向けて準備した文書で指摘した。

会合で協議されるこの草案では、就業時間短縮などの労働市場関 連の一時措置を「段階的に解除するべきだ」とし、金融部門向け支援 措置については信用収縮が景気回復の腰を折ることがないことを確実 にしながら解除を進める必要があると指摘した。

世界の景気回復が勢いを増す中で、各国政府と中央銀行はリセッ ション(景気後退)に対応するために導入した景気刺激策を解除し始 めている。

ブルームバーグ・ニュースはが入手した草案では業界支援措置に ついて、「財政面での負担が大きいことに加え、サプライサイド(供給 側)への支援を継続すれば効率的な資源の配分が妨げられ、競争環境 がゆがめられるリスクがあることから、できる限り早急に解除してい くべきだ」とした上で、「短期的に新たな支援策を導入することも、既 存の支援を延長することも、避けるべきだ」と論じている。

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