ベルギーのフォルティス:復配、ギリシャ債で売却損を計上

ベルギー最大の生命保険会社を保 有するフォルティスは、2009年7-12月(下期)に保険事業の収支が 黒字となった。同社は復配を発表した。10-12月(第4四半期)には 保有していたギリシャ国債を売却し、損失を計上した。

同社の10日の発表によれば、09年通期の純利益は11億9000万 ユーロ(約1450億円)。ブルームバーグがまとめたアナリスト12人の 予想中央値では11億2000万ユーロが見込まれていた。前年は280億 ユーロの赤字。同社は1株当たり0.08ユーロの配当を実施する計画も 発表した。同社は「アヘアス」に社名を変更する。

同社は昨年の保険事業利益の41%を株主に支払う。純資産は保有 する国債のスプレッド拡大によって第4四半期に約1億5000万ユー ロ減少し83億5000万ユーロとなった。同四半期に約8億5000万ユー ロ相当のギリシャ国債を売却し1600万ユーロの損失を計上した。

同社は発表資料で「欧州の一部の国の国債について不透明感が高 まったことが、当社の南欧向け投資などの価値を低下させた」と説明。 「このためギリシャ関連資産を減らした」としている。通年ではイタ リア債を中心に15億ユーロ相当も売却したという。収支は明らかにし ていない。

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