メガトプ株が急落、眼鏡の低価格化進行で成長鈍化警戒-大和証格下げ

眼鏡チェーン大手のメガネトップ 株が急落。業界内で低価格競争が激化するなか、同社の月次の既存店売 上高は低迷が続いており、成長スピードの鈍化が警戒された。株価終値 は前日比3.6%安の613円。

大和証券キャピタル・マーケッツは9日付で、投資判断を「1(買 い)」から「3(中立)」に引き下げた。今期(2010年3月期)の連 結営業利益予想は前期比14%減の45億5000万円(従来は同32%増の 70億円)に修正した。会社側は5日に同15%減の45億2000万円に引 き下げている。

大和証CMの松本大介アナリストは投資家向けのメモで、「昨年秋 来の売上弱含みの遠因は、同社が強みとする若年層(10-20代)需要 を中心に、節約志向による低価格化が進行したこと」と述べている。09 年春頃からセット販売で低価格路線へ転換する企業が増加しており、価 格競争が厳しさを増していると指摘する。

メガトプは09年11月、主力業態である眼鏡市場で「オールインワ ンプライス(レンズ・フレームのセット販売)」をこれまでの1万 8900円から1万5750円に値下げした。眼鏡市場の既存店売上高は同年 11月が前年同月比12%減だったが、12月は値下げ効果で同4.4%増と プラスに浮上。ただ、10年1月は同5.2%減、2月は同19%減と、再 びマイナスに転じた。

松本氏は、値下げ一巡を迎える今秋までは客数確保次第で売り上げ が弱含む可能性があり、「11年3月期上期にかけては増益スピード鈍 化が意識されやすい展開が続く」と予想する。

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