商品投資家:持ち高拡大へ、リターン6%超見込む-バークレイズ調査

バークレイズ・キャピタルの調査 によると、商品投資家は、向こう3年間に投資拡大を計画している。リ ターン(投資収益率)については、歴史的な平均と同水準かそれを上回 ると見込んでいる。

バークレイズによると、同社が先週、バルセロナで開いた年次会議 で投資家250人以上を対象に実施した調査では、65%が商品投資の開 始か持ち高の拡大を計画。3分の2以上が、向こう5年間の商品投資の 年間リターンの平均が6%以上になると予想した。

バークレイズ・キャピタルのアナリスト、ケビン・ノリッシュ氏は 9日の電話インタビューで「商品への直接投資を計画している投資家が 増えている」と指摘した。

原油や粗糖、銅相場の上昇にけん引され、ダウ・ジョーンズUBS 商品指数トータルリターンは昨年、約19%上昇。過去最大の落ち込み から回復した。ノリッシュ氏によると、統計が始まった1991年以降の 同指数の年間上昇率は平均5.5%、S&P GSCIトータルリターン 指数の70年以降の平均は9.8%となっている。バークレイズによると、 2009年の商品への資金流入は過去最高の700億ドル(約6兆3000億 円)に達した。

調査に参加した投資家のうち約3分の1が今年の資金流入は過去最 高を下回ると予想したが、それ以外の回答者は同水準かそれを上回ると の見通しを示した。投資先では、最も多い約34%が上場取引型金融商 品(ETP)、22%がインデックススワップを選好すると答えた。

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