メキシコのアメリカ・モビル:特別配当と自社株買い計画-株主に還元

メキシコの携帯電話サービス会社 アメリカ・モビルは、今年に入って中南米で最大規模となる買収を計 画するなか、1回限りの特別配当と自社株買い戻しを実施して株主に 現金を還元する方針だ。

中南米最大の携帯電話サービス会社である同社が9日にメキシ コ証券取引所に提出した資料によれば、1回限りの現金配当は1株当 たり0.32ペソで、同社取締役会はこの配当案を4月30日までに開 催する株主総会での議案として提示する。これには、自社株買い戻し の資金枠を500億ペソ(約3560億円)増やす提案も含まれている。

アメリカ・モビルは、通信を手掛けるテルメックス・インテルナ シオナルの買収を計画している。規模は200億ドル(約1兆8000億 円)余り。両社ともに資産家カルロス・スリム氏が経営権を握ってい る。

この買収に向け、アメリカ・モビルは先週、メキシコ史上最大規 模となる149億ペソの社債を起債。また、事情に詳しい関係者による と、同社は早ければ10日に期間5年のスイス・フラン建て社債を発 行する予定。

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