CFTC委員長:銀行のCDS利用制限を-自己資本比率の低下防止

米商品先物取引委員会(CFTC) のゲンスラー委員長は9日、銀行の自己資本比率が金融危機当時の「危 険なほどの低水準」に落ち込むのを防ぐため、監督当局は銀行のクレ ジット・デフォルト・スワップ(CDS)の利用を制限すべきだとの 考えを明らかにした。

同委員長は、国際決済銀行(BIS)の新自己資本比率規制(バ ーゼルII)の下では、銀行はCDSなど信用リスクをシフトする手段 に依存することで、規制対象となる資本を減らすことができたと指摘 した。ニューヨークで開催されたCDSのデータ提供や関連指数を手 掛けるマークイット・グループ主催のデリバティブ関連フォーラムで 語った。

ゲンスラー委員長は、バーゼルIIは「多くの銀行が自己資本比率 を危険なほど低いと判明した水準に下げることを容認するものだ」と 説明。「銀行の資本規制は、資本を減らすためのCDS利用の制限を強 化する方向で修正されるべきだ」と述べた。

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