フージャー株急反発、不動産売却で今期利益増額-前期赤字から回復

マンションの企画販売や受託販売 を手掛けるフージャースコーポレーション株が一時、前日比9.3%高 の1万8760円と急反発。財務体質の改善を目的とした販売用不動産の 売却などを理由に、今期(2010年3月期)の業績予想を上方修正した ことで、業績回復ペースの加速を見込む買いが膨らんだ。

同社は9日、販売用不動産の売却に加え、マンションの分譲や販 売代理が従来計画を上回る見通しとなったことを理由に、今期業績予 想を上方修正すると発表した。新しい連結純利益予想は7億6000万円 と、従来計画から8000万円上積み。前期実績は139億円の赤字だった。

コスモ証券投資情報部の小川浩一郎氏は、「前期の大幅な赤字が 解消して評価が高まる中で、外部環境も好転してきた」と見ている。

不動産経済研究所によると、09年の全国のマンションの販売戸数 は前年比19%減の7万9595戸と4年連続のマイナスだった。ただ小 川氏は、「販売戸数が減少したことでマンション需要は高まっている 上、土地の仕入れ価格も下がってきており、今後は業績拡大が見込め る」との認識を示した。

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