チリ:銅山集中の北部でも大地震発生のリスク、最大M8.5-研究所

銅の埋蔵量が豊富なチリ北部が 「大規模な」地震に見舞われる可能性があるとの見方を、チリの地震研 究者が示した。チリでは2月27日にマグニチュード(M)8.8の地震 が発生し数百人が死亡、主要道路が被害を受けた。

地震調査国際センターのディレクター、ハイメ・カンポス氏による と、チリ北部のアリカにかけての670キロメートルの地域でマグニチュ ード最大8.5の地震が発生する可能性がある。この予想は、同センター の地震探査測定の結果とこの地域で過去に発生した地震の調査に基づい ている。発生が見込まれる時期については言及していない。

カンポス氏は8日、サンティアゴからの電話インタビューで「大規 模な地震がこの地域で発生する可能性が最も高い」と指摘。「チリ中部 で発生した地震に非常に似たマグニチュード8.5の揺れを生み出す十分 なエネルギーがある」との見方を示した。

2月末のチリ南部沖を震源とする地震の影響で多くの住宅が倒壊し 津波が発生、数百人が死亡した。チリ銅公社(コデルコ)や英アング ロ・アメリカン、アントファガスタの銅山が停電のため生産を一時的に 停止したため、ニューヨークの銅先物相場は先週、4.1%上昇した。チ リは世界最大の銅供給国。

チリでは銅の大半が北部で生産され、この地域の銅山は地震の被害 を受けなかった。

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