NZ中銀:11日の政策会合では金利据え置きか-個人消費の鈍化で

ニュージーランド(NZ)準備 銀行(中央銀行)には、6月より前に政策金利を引き上げる余地は ほとんどないとエコノミストらはみている。失業率の上昇が個人消 費や住宅需要を抑制しているためだ。

ブルームバーグ・ニュースがエコノミスト14人を対象に実施し た調査によると、全員が11日の金融政策決定会合で準備銀が政策金 利のオフィシャル・キャッシュ・レートを過去最低水準である2.5% に据え置くと予想している。発表はウェリントン時間午前9時(日 本時間同5時)。利上げ時期について、13人中9人が6月、2人が4 月、そして2人は2010年7-9月(第3四半期)と予想している。

準備銀のボラード総裁は1月28日、過去30年で最も深刻なリ セッション(景気後退)から同国経済が自律回復している兆候を見 たいと発言。住宅価格の下落や個人消費の落ち込みから、投資家の 間で早期利上げ観測が後退する中、ニュージーランド・ドルは下落 した。また同総裁は同月、景気が自身の予測に沿って回復すると仮 定するならば、年央ごろに金融刺激策の解除を開始することを予想 していると述べた。

ANZナショナル銀行のシニアエコノミスト、クーン・ゴー氏 (ウェリントン在勤)はNZ景気の基調について「今年の1-6月 (上期)は明らかに軟調に見える」とした上で、「景気回復は依然と して進行中だが、非常にまだらなものになりそうだ。個人消費の力 強い回復に必要な要素が欠けている」と語った。同氏は今週、利上 げ時期の予想を6月から9月に変更し、今年の経済成長見通しを

1.9%に引き下げた。

準備銀は11日に最新の経済見通しを公表する。昨年12月時点 では経済成長率を3%と予測していた。

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