英中銀ポーゼン委員:資産購入プログラムで景気回復に成功したと期待

イングランド銀行(英中央銀行) の当局者は、2000億ポンド(約27兆円)の資産買い取りプログラ ムによって英景気回復に成功したと期待している。同中銀の金融政 策委員会(MPC)メンバー、アダム・ポーゼン委員が明らかにし た。

ポーゼン委員は9日のスカイニューズとのインタビューで、「景 気は現状から上向くと確信している」と指摘。ただ、「絶好調とはな らないだろう。従来の見方を下方修正せざるを得なかったが、成長 はなお力強く推移するだろう。その場合、一段の金融緩和を実施す る必要はない」と語った。

MPCは先週、国債買い取りなどを通じたこれまでの流動性供 給が景気の二番底を回避するのに十分なものだったかを精査し、資 産購入プログラムの休止を2カ月連続で決めた。キング総裁は、英 経済がリセッション(景気後退)から「漸進的に回復する」とみて、 これを支援するのに必要ならば、資産買い取り規模を拡大する方針 を表明している。

ポーゼン委員は「われわれは成し遂げたと期待している」と語 り、「英経済に対して悪いことが再び起きれば、何らかの措置を講じ る必要があるとみられ、それは恐らく量的緩和になる。ただ、必ず しも量的緩和である必要はない。英経済を次に襲う問題がどんなも のかによる」と述べた。

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