富士紡H株1カ月ぶり高値、研磨材順調で業績上振れ期待-繊維も改善

合繊大手、富士紡ホールディング スの株価が一時、前日比6.7%高の159円と反発。1月29日以来の高 値を付けた。高採算の高性能研磨材の需要が回復しており、今期(2010 年3月期)業績が会社計画を上回るとの期待が高まった。

10日付の日本経済新聞朝刊は、同社の今期連結営業利益が前期比 18%増の32億円前後になりそうだと報道した。会社計画は同7%増の 29億円。売上高は同15%減の323億円という計画並みにとどまるが、 研磨材事業の回復などで利益は上振れるという。

同社専務執行役員の三木康史氏は10日朝、ブルームバーグ・ニュ ースの電話取材に応じ、「完全なる憶測記事で、当社から発表したもの ではない」と回答した。ただ、領域別の事業状況については報道内容を 追認、「昨秋のシャープ堺工場立ち上げに際し、ガラスメーカーから 10G(第10世代)ガラス基板用研磨材の引き合いが強まったほか、繊 維事業も第3四半期(09年4-12月)までに約2億円の営業利益をね ん出できた」としている。

今期決算の発表は5月11日に予定されている。

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