3月の米雇用者数は30万人増加も-モルガンSのグリーンロー氏

3月の米雇用者数は最大30万人 増と、4年ぶりの大幅な伸びを示す可能性がある。そうなれば、一 部のエコノミストが指摘する持続的な雇用増加に向けた環境が整う ことになる。

モルガン・スタンレーの主任債券エコノミスト、デービッド・ グリーンロー氏によると、天候回復に加え、連邦政府の臨時職員雇 用、景気改善の影響で雇用者数は2006年3月以来最大の増加とな る可能性がある。前月比増なら、09年1月のオバマ大統領就任以 来で2回目。

米労働省が先週発表した2月の雇用統計では、雇用者は前月比 3万6000人減少した。東海岸の大雪で営業停止が相次いだことな どが響いた。グリーンロー氏は9日、ブルームバーグラジオとのイ ンタビューで、天候や10年国勢調査実施のための政府の臨時職員 採用の影響を除くと、雇用者数は約10万人増えた可能性があると 指摘した。

グリーンロー氏は「3月に再び10万人の増加が確保できれば、 天候の回復や国勢調査の影響を考慮すると、雇用統計の非農業部門 雇用者数は30万人増を若干上回る水準が想定できる」と語った。

米ファースト・トラスト・ポートフォリオズのチーフエコノミ スト、ブライアン・ウェズベリー氏は9日、ブルームバーグラジオ のインタビューで、3月については30万人という「雇用増は容易 に予想がつく」と述べ、「同規模の雇用増が持続するとは考えてい ないが、3月は明らかにその程度まで伸びる可能性がある」との見 方を示した。

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