竜巻や強い暴風雨が米中西部を直撃か、エルニーニョ現象で-気象学者

米中西部ではこの春、竜巻や強い 暴風雨が平年より多く発生する可能性がある。ミズーリ大学の気象学者 によると、寒気が、エルニーニョ現象によって米中部に押し出された暖 かい空気とぶつかると予想されるためだ。

ミズーリ大の大気科学部のトニー・ルーポ学部長によると、中西部 で3月半ばから6月まで続く暴風雨シーズンに、あられを伴う嵐や雷、 強風、竜巻が平年より多く発生する可能性が高い。

ルーポ教授によると、天候パターンは、ミズーリ州全域で109個の 竜巻が発生した2003年の春に似ている。同教授は9日の電子メールで、 作付けがまだ始まっていないため、穀物の被害は限定的との見通しを示 した。

エルニーニョは太平洋の海面水温が高くなる現象で、平均で2-5 年に一度発生し、約1年間続く。世界の天候パターンを変化させ、カリ フォルニア州では降雨や暴風雨が増加する。今年はベネズエラでの干ば つやペルーでの洪水の発生の原因になっているとみられている。

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