米トウモロコシ先物:4日続落、ドル上昇で-大豆は3週間ぶり安値

シカゴ商品取引所(CBOT)では トウモロコシ相場が4営業日続落し、大豆相場も3週間ぶりの安値ま で下げた。世界の景気回復が鈍化していることに加え、ドル相場の上 昇で投資需要が減退するとの観測が広がった。

原油相場が8週間ぶりの高値から反落し、燃料の原料となる穀物 の需要が後退した。ブラジルとアルゼンチンでは2カ月間にわたって 十分な降雨があったためイールド(単収)が増加するとの見方が強ま り、米国産の需要が鈍化している。両国は米国に次ぐ穀物輸出国。ド ル相場の上昇により商品相場が下落し、米国産は国外の買い手にとっ て割高になっている。

プライム・アグリカルチュラル・コンサルタンツ(ウィスコンシ ン州)の市場アナリスト、チャド・ヘンダーソン氏は「ドルが上昇す る一方、原油相場は軟化し、投機家の買い意欲が低下している」と指 摘。「南米の収穫高の増加が予想され、そのことが米国産の需要鈍化に つながるはずだ」との見方を示した。

CBOTのトウモロコシ先物相場5月限は、前日比6セント (1.6%)安の1ブッシェル当たり3.69ドル。過去3営業日で3%下 落していた。大豆先物相場5月限は0.5セントの同9.475ドル。一時 は9.35ドルと、中心限月としては2月10日以来の安値まで下げた。

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