ブラジル株:反発、鉄鉱石価格上昇予想でヴァーレが高い-CSN急伸

9日のブラジル株式相場は反発し、 1月以来の高値を付けた。鉄鉱石価格が今年約2倍に上昇するとの見 通しをブラデスコ銀行が示したことが好感された。住宅建設株は販売 拡大見通しから買い進まれた。

ブラジル3位の鉄鋼メーカー、コンパニア・シデルルジカ・ナシ オナル(CSN)は過去3カ月で最大の上昇率。最高経営責任者(C EO)が鉱山部門を分社化すれば、200億ドル(約1兆8000億円)の 価値があるとの試算を示したことが買い材料となった。住宅建設のP DGレアルティSAエンプレエンジメントス・エ・パルチシパソンエ スも高い。米ゴールドマン・サックス・グループが政府の住宅支援プ ログラムの発表で同株が恩恵を得ると分析したことが好感された。鉄 鉱石生産で世界最大手のヴァーレと鉄鋼大手のウジミナスは急伸。ブ ラデスコ銀行が今年の鉄鉱石価格が96%値上がりするとの見通しを 示したことが手掛かり。

マッシマ・アセット・マネジメント(リオデジャネイロ)で2億 4500万ドル相当の運用に携わるサウロ・サバ氏は、相場の上昇は「鉄 鉱石価格の大幅上昇予想と大きく関係している」と指摘。「すべての主 要銘柄が上昇していることから、外国人投資家が買いを入れているよ うだ」との見方を示した。

ボベスパ指数は前日比1.5%高の69576.38と、1月19日以来の 高値となった。同指数構成銘柄のうち値上がりは52銘柄、値下がりは 9銘柄。BM&Fボベスパ小型株指数は同0.8%高の1178.46。通貨レ アルは0.7%高の1ドル=1.7757レアル。

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