NY原油(9日):3日ぶり下落、ドルの対ユーロ相場上昇で売り

ニューヨーク原油相場は3日ぶり 下落。ドルの対ユーロ相場が上昇したことで、代替投資としての商品 への魅力が後退した。

原油は一時2.1%安。ギリシャの財政問題を引き金にほかの欧州 諸国でもソブリンリスクが発生するとの懸念から、ユーロが下げたこ とが背景。米エネルギー省エネルギー情報局(EIA)が10日に発表 する5日終了週の在庫統計で原油在庫の増加が見込まれていることも 売り材料となった。

食糧やエネルギー関連の商品に投資するヘッジファンド、ラウ ンド・アース・キャピタルのパートナー、ジョン・キルダフ氏は「世 界の経済情勢と欧州諸国の債務問題について、かなり懐疑的な見方が ある。そのため、ドルが安全な投資先として再び浮上しており、原油 相場に打撃を与えている」と指摘した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物4月限は前日 比0.38ドル(0.46%)安の1バレル=81.49ドルで取引を終了した。 8日には0.37ドル高の81.87ドルと、終値ベースでは1月11日以 来の高値を付けていた。

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