NY金:続落、ドル上昇と中国の外貨準備に発言で-1122.30ドル

ニューヨーク金先物相場は続落。 ドルの上昇を背景に代替投資としての金の需要が後退したほか、中 国が金を外貨準備の主要投資先とする可能性は低いとの認識を示し たことも売り材料となった。

主要6通貨に対するインターコンチネンタル取引所(ICE) のドル指数は一時0.5%高となり、年初来の上昇率は3.4%に達した。 中国国家外為管理局(SAFE)の易綱局長は、同国が保有する外 貨準備を多様化する上で、金が第一の投資先になる公算は小さいと の認識を明らかにした。

プロスペクター・アセット・マネジメントのレナード・カプラ ン社長は「すべてドルの動きによるものだ」と指摘。「ドルが続伸 している状況では金に勝ち目はない。中国が外貨準備の主要投資先 にできるほど金の量は多くない。ドルを保有せざるを得ない」と語 った。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)COMEX部門の金先 物4月限は前日比1.70ドル(0.2%)安の1オンス=1122.30ドルで 取引を終了。一時は1108.20ドルと、2月26日以来の安値まで下げ る場面もあった。

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