欧州社債発行:ゴールドマン主導で活況、8社の起債規模2カ月で最大

9日の欧州社債発行市場では、 米金融のゴールドマン・サックス・グループを中心に企業が借り入 れコスト低下の機会を生かし、2カ月ぶりの活況となった。

ウォール街で随一の収益力を誇るゴールドマンは12億5000万 ユーロ(約1530億円)を起債。ブルームバーグのデータによれば、 同社のユーロ建て大型起債は5カ月ぶりとなる。スペインの電力最 大手イベルドローラなど、計8社が起債する。

ギリシャの財政赤字をめぐる懸念が一服したことを受けて、発 行市場は賑わいを取り戻した。バンク・オブ・アメリカ(BOA) メリルリンチの指数によれば、投資適格級社債のスプレッド(国債 との利回り格差)は過去1週間で0.06ポイント縮小し8日は1.54ポ イントだった。

INGグループのクレジットストラテジスト、モーリーン・シ ューラー氏は「ギリシャ赤字問題への懸念後退でスプレッドが縮小 したことから、社債発行の機会が生じたようだ」と話した。

事情に詳しい関係者によると、ゴールドマン債の利回りは指標 のスワップレートに160ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%) 上乗せの水準。昨年に10億ユーロの10年債を起債した際のスプレ ッドは175bpだった。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE