ギリシャ、増税による歳入増は予想以下か-EU草案

ギリシャが財政赤字削減に向け て設定した増税による税収入の伸びは、同国政府が予想しているほ どの歳入増にはつながらない恐れがある。来週の欧州連合(EU) 財務相会合で協議されるリポートの草案で明らかになった。

パパンドレウ首相は、今年の対国内総生産(GDP)比での赤 字を8.7%と前年の12.7%から縮小することを目指している。ギ リシャ議会は今月5日、財政赤字削減に向け、さらなる増税と歳出 減を盛り込んだ追加措置を承認した。

ブルームバーグ・ニュースが入手した欧州委員会作成による同 リポート草案は、48億ユーロ規模の追加措置は「2010年の予算目 標を達成する上で十分な内容に思われる」と指摘しながらも、付加 価値税や燃料税引き上げによる税収入では政府が推定しているほ どの歳入増は見込めないリスクがなお残ると述べている。

ギリシャ財務省によると、付加価値税(VAT)の中心税率引 き上げで13億ユーロの歳入増が見込まれているほか、ガソリンと ディーゼル油の消費税率引き上げでは推定4億5000万ユーロの税 収増が予想されている。

同草案は、「需要減退が税収入にもたらす影響を過小評価すべ きではない」と述べた。

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