ECBウェーバー氏:欧州通貨基金に反対-緊急支援「制度化」するもの

欧州中央銀行(ECB)政策委員 会メンバー、ウェーバー・ドイツ連銀総裁は、欧州通貨基金(EM F)構想が域内諸国に緊急資金を融資するものであるならば、その 創設には反対の考えを示唆した。

同総裁は「まだ明らかになっていないものについてコメントし たくない」としながらも、「緊急支援を制度化する議論は、いかな るものも問題の核心から外れている」と述べた。

ECBのシュタルク理事も8日、EMFについて慎重な考えを 表明した。欧州連合(EU)と加盟国首脳らはギリシャ財政危機へ の対応としてEMFのような組織について協議している。EUはそ のような基金の構造や資金源など詳細には言及していない。

ウェーバー総裁は、「融資についての提案であれば、EUの条 約との整合性をいかにして維持できるのか疑問だ」とし、「事が起 きてから行動するのではなく、赤字を防止するということなら良い 考えだ。監視を強化するというなら結構なことだ」と語った。

ウェーバー総裁は、ギリシャの財政赤字削減計画について「勇 気ある」ものと評価し、「計画が実行されれば、ギリシャはドイツ より先に赤字を国内総生産(GDP)の3%にする目標を達成する だろう」と語った。

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