メルケル独首相:CDSの早期規制が必要-ギリシャ危機の再発回避で

ドイツのメルケル首相と、ユーロ グループ(ユーロ圏財務相会合)のユンケル議長(ルクセンブルク首 相兼国庫相)は、クレジット・スワップ・デフォルト(CDS)の早 期規制を呼び掛けた。ユーロ圏を強化するほか、ギリシャ金融危機の 再発防止を目指している。

メルケル首相は9日、ルクセンブルクで記者団に対し、欧州連合 (EU)はCDSの「極めて投機的な要素」の抑制に向け指導的な役 割を果たさなければならないと述べ、20カ国・地域(G20)会合が先 に合意した内容よりも踏み込む意向を示した。米国もこれに参加すべ きだと語った。この日ワシントンで行われる米国とギリシャの首脳会 談に先立って発言した。

メルケル首相は、「CDSの分野で早急な行動を起こさなければ ならないというのがわれわれの見解だ」とし、「ユーロ圏諸国に対する 投機的な動き」を理由に挙げ、「可能な限り早く」新規制を適用するよ う呼び掛けた。ユンケル議長は、欧州は「不健全な投機を回避するた めにできる限りの措置を講じなければならない」と語った。

欧州諸国の首脳はギリシャ危機からの教訓を得ようとしており、 デリバティブ(金融派生商品)に対する世界的な規制引き締めに向け 徐々に圧力を高めている。パパンドレウ首相はオバマ大統領との会談 で「無秩序な投機」への闘いへの支持を要請する意向。同首相はこれ を新たな世界金融危機への脅威とみなしている。

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