「リーマンショック後」の安値から1年、東欧が株式相場の上昇を主導

米投資銀行リーマン・ブラザーズ・ ホールディングスの経営破たん後の相場下落で世界の株式相場が安値 を付けてから1年。この間の回復では東欧と中央アジアの株式が上げ を主導した。

ウクライナの株価指数は、世界と米国株の指標が安値を付けた昨 年3月9日以降、4倍余りに上昇。ブルームバーグがモニターしてい る世界の93の株価指数の中で上昇率最大となっている。カザフスタ ンやルーマニア、ロシア、ハンガリー、エストニア、キプロスの株価 指数も2倍以上になった。

AMPキャピタル・インベスターズの投資戦略責任者、シェーン・ オリバー氏(シドニー在勤)は、「新興市場は悪性の流感を克服し、し っかりと回復の途上にある」と指摘。「一方、先進市場はがんの小康状 態だ」と語った。

MSCI世界指数は、13年余りでの最安値に沈んだ09年3月9 日の水準から70%上昇。08年9月のリーマン・ブラザーズ破たんは 金融市場にパニックを引き起こすとともに世界経済をリセッション (景気後退)に突き落とし、世界の株価は急落した。S&P500種株価 指数はこの1年間で68%上昇した。

AMPキャピタルのオリバー氏は、成長見通しの格差を理由に新 興市場株のパフォーマンスが先進市場を上回ると見ている。

スリランカのコロンボ全株指数の過去1年の上昇率は135%。ア ルゼンチンのメルバル指数とトルコのISEナショナル100種指数も 上昇率トップ10に入った。

--Chua Kong Ho. Editors: Reinie Booysen, Richard Frost

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 藤田比呂子 Hiroko Fujita +81-3-3201-8662 hfujita2@bloomberg.net Editor: Akiyo Kinoshita 記事に関する記者への問い合わせ先: Chua Kong Ho in Shanghai at +86-21-6104-7011 or Kchua6@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Reinie Booysen in Singapore at +65-6212-1154 or rbooysen@bloomberg.net

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